栄養士&リハビリ助手岩元 春奈
(いわもと はるな)
栄養士&リハビリ助手岩元 春奈
(いわもと はるな)
リハビリテーション
理学
運動
栄養
リハビリテーション科 科長
理学療法士
田川 清一
(たがわ せいいち)
《 理 念 》
患者様一人ひとりの状態に合わせて、最先端かつ高度なレベルのリハビリテーションを提供します。
また、心と身体のバランスを大切にし総合的かつ専門的に対応させていただき、不安を安心に変えるために親切・丁寧に最適な治療を提供します。
リハビリテーションの役割とは、一口に表現すると身体機能の回復及び能力向上です
経年的変化(加齢)や怪我、病気に伴う器質的・構造的変化(変形・磨耗など)などの病気をより早く治りやすい状態、すなわち自然治癒力を促進し、社会・職業復帰、スポーツ復帰のお手伝いをすることです
そのためには患部の機能回復はもちろん、全身のバランス能力の改善により患者様それぞれの目標への早期到達に加え、再発しない身体作りが重要です
当クリニックでは理学療法士が専門的な知識・技術を生かし、体幹の支持性に加え、柔軟性をもたせるSD(spine dynamics)療法により、バランスの良い身体環境を作っていくためにリハビリに力を注いでいます
また物理療法(電気・機器を用いた治療)・自主トレーニングの方法までご指導させていただきます
【Spine Dynamics療法】
慢性的な疼痛でお悩みの方へ!
このような症状でお困りの方いませんか?
首が凝る、腰が痛い、頭が痛い など
毎日のデスクワーク、長時間に及ぶ立ち仕事で
《肩こり》、《腰痛》を感じたという経験、
したことありますよね?
そのようなお悩みにも対応することが出来るのが、、、
《Spine Dynamics療法》です。
“痛み”は背骨と骨盤の状態《姿勢》に影響を
受けやすいという報告があります
それを基に背骨全体を柔軟に動かし
腰痛・肩こりなどの慢性疼痛の治療を行う療法です
【背骨と骨盤の構造・役割】
背骨とは、頚椎(首の骨)が7個、胸椎(胸の骨)が12個、腰椎(腰の骨)が5個を含む24個の小さい骨から
構成され、Sの字のようなカーブ(S字弯曲)を形成しています
脊柱の弯曲機能には、①力を伝える作用②その力を吸収する作用があります
【痛みを消す鍵は背骨の弯曲!?】
先ほど述べたように背骨はS字弯曲の形をしていますが、様々な原因でその弯曲の形が変化します
形が変化することで、全身の約2/3の筋肉があると言われている体幹の筋肉の硬さが強くなり
体の柔軟性が低下することで良い姿勢が保てなくなります
その影響で手や足など各関節のゆがみが生じて痛みを発生させています
背骨の弯曲機能が低下し、柔軟性が低下する主な原因は主に次の3つが挙げられます
①心のストレス
→睡眠不足
②内臓のストレス
→不規則な食事、長期の服薬など
③体力低下
→筋力低下、運動不足など
①
②
③
①心のストレス
睡眠不足・精神的ストレスなどで脳の疲労の蓄積が原因となり
背骨の特に胸椎の上の部分の弯曲機能が低下します
②内臓のストレス
不規則な食事や時間・長期の薬の服薬・内臓疾患の影響などにより
内臓への負担がかかることで胸椎の下の方の弯曲機能が低下します
③体力低下
運動不足や加齢により、体力低下が生じ背骨の腰の部分の弯曲機能が低下します
ご自身の体力・筋力と柔軟性がどれぐらいあるのか
片脚立ち上がりテストと柔軟性テストで検査を
してみましょう!
まずは約40cmの高さの椅子や台を用意します
椅子に座り片脚を上げ、膝を伸ばした状態で行います
足を上げていない反対の脚で、勢いをつけずにゆっくり立ち上がってみましょう
痛みが出る方は無理をしないようにしましょう
約40cmの高さから立てた方は、10cmごとに椅子や台を低くして
何cmまで立てるか試してください
5〜15cmの高さから立てた方 → 十分な筋力があるレベルです
20〜30cmの高さから立てた方 → 日常生活をするには問題がないレベルですが
ストレスなどの蓄積で肩こり・腰痛などが
引き起こされる可能性があります
40cmの高さが限界の方 → 体力低下を認め、症状がある方は
服薬や湿布などではうまく改善しないレベルです
40cmの高さが立てなかった方 → 体力低下を認めるどころか
常日頃から身体への負担が大きく
慢性的な症状が悪化するレベルです
片脚5〜15㎝から
立てる方
片脚20〜30㎝から立てる方
片脚35〜50㎝から
立てる方
柔軟性テスト
①前屈テスト
立った状態から前屈していきます
このテストでもも裏の筋肉の柔軟性を
みることができます
地面に指先がつく方は柔軟性があります
②広背筋テスト
肘から手までを体の前で合わせて肘から上に
ゆっくりと上げて脇を開けていきます
このテストで背中の筋肉の柔軟性を
みることができます
肘が鼻より高い位置まで上げられた方は
柔軟性があります
③長座体前屈テスト
片脚を伸ばした状態から膝に頭をつけるように体を丸めていきます
このテストで背中の柔軟性をみることができます
膝に頭が付くことができた方は柔軟性があります
3つできた方 → 柔軟性はバッチリとあります
2つできた方 → 比較的柔軟性があります
1つできた方 → 柔軟性が落ちている状態です
1つもできなかった方 → 柔軟性に乏しい状態で症状がでてもおかしくない状態です